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保育園をやろう!と決め、行動を起こしたのは2018年1月でした

更新日:2020年2月16日


こんにちは。すくすくひなた保育園・副園長の黒木です^^

2019年12月30日

開園から6ヶ月。

温かく見守り支えてくださった多くの皆様、今年一年本当にありがとうございました。 心より感謝申し上げます。

おかげさまですくすくひなた保育園は、12月で入園のご予約を頂いていたお子様の全員が通い始め、毎日子供達の笑顔と素敵な保護者の皆様が行き交う、賑やかな日常となりました。 また、子供が大好きなスタッフにも恵まれ、感謝が溢れる1年となりました。

今日のブログは、少し保育園の始まりについて、振り返ってみたいと思います^^







園長である主人と副園長の私が、 「保育園をやろう!」 と決め、行動を起こしたのは2018年の1月でした。

もともと子供が大好きな私たち夫婦ですが、

結婚当初から「いつか保育園をやろう」とは思っていたわけではありません。

ちなみに私の小学生の頃の夢は「保母さんになること」でしたが。。。子供の頃から小さな子のお世話が大好きでした^^



13年前、東京から主人の実家のあるこの宮崎に引っ越してきました。



最初のキッカケは三男坊がまだ0歳の時でした。

この日向という町に子育てママにとって必要な憩いの場が少なく、この土地のことをあまり知らなかった私は、一人子育てを頑張っていました。

東京ではすでに、ベビーカーや自転車で行ける距離に、子供と一緒に遊べる場があったり、

電車でどこへでも行けるので、色んな子供向けのキッズスペースなどへ出かけて、

親子で遊べる場所で気分転換できたのです。



なので、この日向にもいつか「子育てサロン」か「子育てカフェ」を作りたいな〜。。。という想いが湧き上がり、

子育て真っ只中の頃、ノートに思い描いたサロンの様子をワクワクしながら描いていたものです。



ただ、現実を考えると「利用料はどうしよう」「場所はどうしよう」。。。そんなリアルな状況をイメージした時に、「普通の主婦が子育てサロンを作るなんて、無理な話かな」と、いつの日か夢ノートも本棚にしまいこんでしまっていました。

  

  

その後、実家の建設業を継ぎ、

もともと好きだったハンドメイドをキッカケに「LaKaori」というブランドを主人と立ち上げる中3人の息子を育てつつ、日々の慌ただしさの中で「子育てサロン」への想いも薄らいでいきました。



息子たちを3人とも宮崎市内の私立の中高一貫校に通わせ、朝は5時50分の電車に送り出し、昼間は家業の建設業を手伝いつつ、LaKaoriを販路拡大の為に沖縄出張。

正直毎日ドタバタと過ごす日々でしたが、

その間に長男の大学受験があり、彼の努力の甲斐あって東京大学に合格。



「仕事をしながらでも、子育てをおろそかにしない」

「壁にぶち当たっても、乗り越える強さ」

「葛藤の中に一筋の光を見出して、工夫をして次のステージに上がる姿」



を、子供たちには言葉だけではなく背中で示すことができているんじゃないかな。。。と、我が子を育てながら心に感じつつ、それでも日々の子育ての難しさと向き合いながらやってきた私の子育て20年です。




我が子はすっかり大きくなって。。。




子育てで大切にしてきた事



まるで武士のように「仁」の心のある真面目でいつも平常心、それでいて天然な長男坊

手先が器用でゆったりさん、スポーツと折り紙が得意な次男坊

人一倍「我」が強くて、やりたいことが見つかったらやってみるまで突き進む。一番手を焼く三男坊(笑

そんな3人息子の子育て20年の私たちが、仕事の種類が増え忙しくなる中息子たちに共通にやってきた事。それは、



3歳までは親の元で育てる(2年保育)



です。



3歳頃になると本当に活発で、毎日公園に連れて行き一緒にかけずり回り、

自転車の後ろに乗せて一緒にお買い物して、

朝から晩まで、一日24時間ずっと一緒に日々を過ごし、

母親稼業には休みはありません。

だからこそ、



その間、長男は幼稚園→小学校

次男も幼稚園に行くようになり、

三男坊が幼稚園に行き出すまでに実に9年間、ガッツリとなりふり構わず子育てにどっぷりと浸かる日々でした。



子供達の一生の中で、親と24時間一緒に過ごせるのは、一生涯を通して9年分しかないそうです。そのうち幼少期に半分以上の月日を過ごすことになります。

幼稚園、小学校、中学、高校と成長していけば、どんどんと離れていく。

これは当たり前の成長過程だけれども、

だからこそ、子供が自分に自信を持って親の元から離れていく為には、

幼少期の親と子の「愛着形成」が欠かせないものとなるのです。



私は、母からこのことを教えられました。おそらく私自身も母にそのように育てられたのだと思います。大人になり、記憶には残っていなくても、心の奥深くには幼い頃培った親子の濃い時間が染み渡り、

その子が世の中に出た時の「一本の軸」となって強く生きることができる大切な部分なのです。



幼少期の関わりは、その子の心の根っこを育てる大切な大切な時期です。






Lakaori Cafeでの出会いから保育園開園へ


子育てをしながら実家の仕事を手伝い、同時にハワイアンなテイストのコットンリネンのバッグなどのハンドメイドバッグを「LaKaori(ラカオリ)」というブランド名でリリースし、

女性の起業家としても少しずつ形になっていった頃、



会社のプレハブの一角を利用して、2017年7月に「LaKaori Cafe」をオープンしました。



LaKaori Cafeはこれから起業したい女性や、子育て中でも何か面白いことをしてみたい方に、気軽に使える場となるようなレンタルスペースとしてオープンしました。→ここが今保育園に併設されているコミュニティスペースに繋がります。



そこで出会った方々とのご縁で、すくすくひなた保育園開園への道が繋がっていくこととなります。



LaKaori Cafeにいらっしゃる子育てママさんや女性の起業を目指している方とじっくりと話していると、彼女たちの悩みは私の子育ての頃と変わらずあったのです。     

子育てママが欲しいのは、


  気軽に集える場所

子育て中でも輝ける場所 コミュニケーションできる場所

子供を預けて、リラックスできる場所

子供と一緒に安心して遊べる場所



私が子育て真っ只中の頃と変わらない。

この現実をなんとかしたいな。。。と、ママたちと話しながら思いました。



そんな矢先、友人のご両親が新しく保育園を開園する話を聞いたのです。

これはもう〜出会いです。

聞くしかない!!どうやって保育園を開園するに至ったのか、どうしたら我が家も保育園を開園できるのかを。



ここから開園に至るまでは、まるでジェットコースターのようでした。

「私も保育園を開園したい♫」

わくわくしながら荒波に飛びこんだのはいいけれど、立ち上げに至るまでは怒涛のような日々。

時には心が折れそうになり、

「もう無理かもしれない。。。」と諦めかけた時もありました。



それぐらい大変な道のりですし、国の事業を担うということの重責をひしひしと感じる立ち上げ期間でした。



心が折れそうになった時に、救ってくれた一言があります。



「二人がやる保育園が見たいと思ったから」



一緒に保育園の設計や建築を担当してくれた、NさんとTさん。 保育園の認可が下りるまで1年以上もの期間、何度も設計のし直しや図面を見ながらの打ち合わせ、何度も何度も何度も。。。。その間、無給ですよ。国の審査に通るかどうか決まるかどうか分からない私たちの夢の保育園の想いに賛同してくれて、忙しい中打ち合わせに毎週集まってくれて、しかもいつも笑顔で。。。



そんなNさんとTさんが、国に出す最後の審査後、この言葉を言ってくれて。。。

思わず涙が溢れました。



カッコよすぎるでしょう(涙

そんなこと言われたら、絶対に実現しなくちゃって思うでしょう。



すくすくひなた保育園は、私たち夫婦だけじゃなく、目には見えないたくさんの人々の想いがぎゅっと詰まった夢の形です。



この保育園で働く職員も幸せになってほしいし、

園に通う子供たちや保護者の皆さんにも、幸せになってほしいと願っています。



だからこそ、みんなが成長できる保育園を目指して、これからも日々努力して、

「小さい時にすくすくひなた保育園に通っていて本当に良かった♬」

「日向に家庭のようなあたたかな素敵な保育園があるよ」

と、信頼していただけるような居心地の良い保育園の形を作っていきたいと思います。



まだまだ開園して一年足らずの新米保育園ですが、これからも進化していきますので応援よろしくお願いいたします^^


すくすくひなた保育園 

副園長・黒木香織



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